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経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

職能給制で長期競争を

日経27面経済教室は「職能給制で長期の競争を」という成果給に対するアンチテーゼ。著者は小池法政大名誉教授。ロジックは以下の通り。「成果給では短期の競争を重視してしまう。しかし企業成長の中核はイノベーションである。イノベーションは市場化するまでに平均10年はかかる。所謂、長期の競争である。長期の競争にフィットする制度は職能給である」。単純ながら要点は絞れているだろう。また、ところどころに気になるキーワードがある。「(査定について)そもそも高度な仕事ほど、まずその成果は測れない。だが、その仕事ぶりをよく見ている人ならば、主観的ながらかなり適正に評価できる」「肝要な長期の競争の要件を一つ言えば、企業の役員会に従業員代表を少数ながら複数入れることだ。・・企業の役員会こそ投資を決める場である。その場にその企業の事を良く知り、長期の大切さを十分体得している、ベテランの従業員代表を入れる」。
 成果給でなく職能給。その通りである。
 お盆時期は電車が空いていて気が楽。遅れるのが当たり前の朝の埼京線も今週は実にスムーズな運行。夏休みも併せて、これだけ人が少ないのなら良い。
 プロ野球、巨人は終盤、山口-マシソン-西村の必勝リレーで勝ち切って、これも気持ちが良い。
 「営業・流通革新」。著;嶋口充輝ほか。
 シリーズものの第4巻。18人の執筆者による17作のビジネスケース。中でも石原武政氏による関西スーパーマーケットの章は秀逸。
 「実需対応型システムのねらいは、「顧客のニーズを聞いてから生産するとしてもリードタイムは短くすること」、あるいは逆の面からいえば、「見込みで生産するにしても、顧客ニーズにできる限り対応させること」の微妙な狭間の中にある。そのために必要なことは①注文・生産・物流の処理ロットを小さくする工夫、②より後工程に受注をエントリーさせる工夫、そして③注文から実作業に移るまでの時間を短縮する工夫である。・・こうした実需対応型システムの効果は、市場リスクの軽減と、設計・生産・在庫から販売に至るプロセス全体(ロジスティクス)のコスト削減である」


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