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経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

貧困のない世界

日経夕刊1面「ベテラン社員都市から地方へ」の記事が興味深い。総務省がリードして地方創出の一環で東京など大都市圏で働くベテラン社員を地方の中小企業に紹介する人材バンクを年度内に創設するという。対象は大手企業の経営企画や商品開発などで管理職や専門職の経験がある40~50歳代が中心。地域経済の底上げに向け総務省は全国で中小企業が1万件の新規事業を立ち上げることを目標に掲げ、地方の中小企業、地域金融機関、自治体などと連携を強める方針で人材バンクはその柱の一つとなる。昨年度、モデル事業として取り組んだところ、大都市の企業から地方の中小企業に転職した案件が12件あった。人材の流動化により、都市から地方への流れを作り、地域経済の活性化を下支えするのが目的。
 今日の東京の最高気温は24℃で暑くもなく寒くもなし。一方、また今週末も台風が列島直撃予想。前回、地方移動で影響を受けたが、次もこのままの予報なら必ず影響を受ける。
 「貧困のない世界を創る」。著;ムハマド・ユヌス。
 著者は、バングラディシュで貧困層向けマイクロ・クレジット事業「グラミン銀行」を展開し、06年にはノーベル平和賞も受賞。新しい資本主義の形でもあろうソーシャル・ビジネスのビジョンが綴られている。
 「貧困問題の解決法はすべて雇用を作り出すことにあるというもの、すなわち貧しい人々を救う唯一の手立ては彼らに仕事を与えることだという仮説である。この仮説はエコノミストが推奨し、政府と支援機関が従っている幾つかの開発政策を形作るものである。寄付者からの資金は殆どの政府が運営する大規模なプロジェクトにつぎ込まれる。民間資本は地方やその地域の経済を活性化させようとする大きな計画に投資される。何千人もの人々を雇うことで貧しい人々を裕福な納税者に変えようとするものだ。それは素晴らしい理論である。ただしこれはうまくいかない。経験上、それを支えるのに必要な条件が揃ったためしがないのだ」

 「星野リゾートの教科書」。著;中沢康彦。
 2時間ほどで読める内容だが、これは色々と気づきが多い。
 「ターゲットが絞られていないと、どのお客様にとっても不満はないが、感動もない施設になってしまう。共感度の高いコンセプトがあれば、スタッフにとって分かりやすい判断基準になる。どのサービスが必要で、どのサービスを切り捨てるべきか、すぐに分かる」

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