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経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

固定資産税と商店街

日経11面「マグロ完全養殖最大級で」の記事が力強い。水産大手の極洋と日本配合飼料は完全養殖クロマグロの出荷を2017年から年間200トン規模で進める。マグロの漁獲規制が強化される風潮の中、近畿大学が先行する完全養殖を国内最大級の規模で事業化する。近畿大学の規模は現在年間80トン前後、計画が実現すれば2.5倍の供給力を持つということになる。収益化にはコスト削減が必至。人工ふ化させた幼魚は天然に比べ生存率が低い。それを今後の技術開発でどう向上させていくか。
 長い1日が終わり、夜半の出張帰り。車内は金曜夜ということもあり満席だという。9時過ぎ、巨人が3連覇したニュースを見る。
 「なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか」。著;辻井啓作。
 「商店街が活性化して利益を得るのは自治体そのもの、つまり市役所である。特に直接的に儲かるのは固定資産税だ。市役所が不動産に課している固定資産税は、地価が上がると同時に高くなる。さらに商店街が活性化する際にはそこにある建物が建て替えられるが、それにより価値を増した建物からも固定資産税が得られる。つまり、平屋の建物が3階建てに建て替えられると、建物の価値が上がるため固定資産税が増えるのだ。固定資産税は市の税収の3分の1程度を占めることが多い。地方都市では市内で最も地価や建物価格の高い地域である商店街が活性化することは、市役所の財政の改善に役立つのである」

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