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経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

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同質化競争

日経2面のコラム「真相深層」の今日の主題は「成城石井、ローソンが買収発表」。成城石井は「スーパーではなく当社の目指す小商圏型の製造小売業に近い」とローソン吉武CEOは強調する。成城石井は全商品の4割を製造段階から関わる独自商品が占め、粗利益率は40%弱に達するという。一般的なスーパーが20%台だからこれは驚異的な数字。買収側のローソンは550億円を拠出。18年2月期に連結営業利益1,000億円を目標に掲げる。最後まで買収を争ったのは三越伊勢丹HDというからこれも驚き。しかも三越伊勢丹HDは最後500億円までしか出せず、断念した経緯があり、いよいよコンビニが百貨店を凌駕した形となった。
 地方出張の帰り。本1冊分の時間はゆうにある。夜中過ぎに帰宅。
 「ビジネスで一番、大切なこと」。著;ヤンミ・ムン。
 著者はハーバードビジネススクール教授で、自身が作ったケーススタディのHPからのダウンロード数はこれまでで最高を記録するほどの名文家であり、マーケッター。
 「私の観察では、競合他社についての豊富な情報を得ると、少なくとも2つの点で影響が及ぼされる。第一に近視眼的な競争が生み出される。他社が何をしているかを常に気にかけ、監視に労力を費やす様になる。A社が新製品を出すらしい、B社が値段を上げた。監視は大事だが、ささいなことで心を乱されかねない。第二に、さらに深刻な問題だが、競合他社の行動を模倣しようとする傾向が生じる。前に述べた様に比較するモノサシそのものが同質性を生み出してしまう。ライバルに劣っている領域が図表になっているのを見たら、追いつきたくなる衝動が生まれるのは自然なことだ。それに抗うのは、不可能に近い。その結果、同質化競争の群れが出来る」

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