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経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

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タテ社会の人間関係

「価格はだれが決めるべきか」で始まるコラム。再生エネ固定価格買取制度(FIT)の問題。先月以降、九州電力など5電力会社が再生エネの買取契約の中断を決めた。九州電力管内の太陽光設備認定量は1792万キロワットに達し、同社の夏場のピーク需要さえ上回る。天気や昼夜の違いで発電量が揺れ動く太陽光がこれほどの規模で九電のグリッドに接続されれば混乱は避けられない。「契約の中断やむなし」の声も賛同者がいる。FIT開始から2年余りで全国の太陽光発電計画は7千万キロワットを超えている。FIT先進国のドイツは制度導入後10年以上経ち3600万キロワットのレベル。この状態を生み出しているのはやはり価格設定のおかしさに帰着する。「市場ではなく政府が値段を決めるとたいていは失敗する」(ミルトン・フリードマン)の言葉通りの展開となっている。(日経17面)
 地方出張は飛行機で。初めての空港に降り立つと、空気が冷たい。真っ暗な中を歩く。
 将棋・棋王戦、羽生-阿久津は羽生勝ち。ベスト4に進出。
 「タテ社会の人間関係」。著;中根千枝。
 人に勧められて読んだが、これは面白い。著者は社会人類学者。
 「どんな社会でもすべての人が上に行くということは不可能だ。そして社会には大学を出た人が必要であると同時に中学校卒だけの人も必要なのだ。しかし日本のタテの上向きの運動の激しい社会では下積みという言葉に含まれている様に下層に留まるということは非常に心理的な負担となる。なぜならば上へのルートがあればあるだけに下にいるということは競争に負けた者、あるいは没落者であるという含みが入ってくるからである。
 インドに行って驚くことは貧しいカーストの人々が少しも日本の下層の人々の様に心理的にみじめではないということである。これはそのカーストに生まれれば死ぬまでそのカーストに留まるという安定した気持ちと同類がいて、お互いに助け合うという連帯感を持ちうるためと思われる」
 

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