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サラドゥの”つれづれ”WEB録

経済社会の出来事から日常のあれこれ、その日の読書、たま~に趣味の将棋について思ったところを綴っています

まちづくりは下からの発想で
日経3面のコラム「けいざい解読」が面白い。「中国の先富論とアベノミクス」と題打ち、「成長なしなくても維持できる経済の仕組みを作るべき」との議論に果たして成長なしの社会は可能かどうか問いを投げかける。数年前の中国、2桁の経済成長を達成していた中国では格差がものずごい勢いで広がったが社会は比較的安定していた。或る中国人の研究者は「経済全体のパイが大きくなる中で格差が拡大するのは問題ない。貧しい人たちも以前よりは豊かになるからだ」と断じ、これは説得力がある。この論理で行くと今の日本は「経済のパイが大きくならない中での格差拡大は許されない。低所得者の給料はますます少なくなるからだ」となる。中国・鄧小平が掲げたのは先富論で、沿岸部がまず稼ぎ豊かになり、経済のパイが大きくなったところで内陸部の貧しい人たちにも富を分配する。アベノミクスもこれに似ていると筆者は言う。フランスの経済学者トマ・ピケティは株式など資本からの収益率は長期的には経済の成長率を上回ると指摘した。このロジックは資本を持つ人と持たない人の格差は広がる。問題は成長しなければ貧しい人たちが今よりも貧しくなること。そうなるとアベノミクスは破綻する。故に成長を追い求め続ける。
 地方出張。明日からの仕事のために前入り。家を出た時は激しい雨が、こちらはそうでもない。日本海側は今のところ南よりは良いらしい。問題は明日朝の状況だ。
 「まちづくりを学ぶ」。著;石原武政ほか。
 「現場での熱い担い手なしにはまちづくりは進まない。しかし、意思決定者と実行者が分離した状態では、熱心な担い手を確保することは難しい。その担い手は多くの場合、実行の過程から生まれるが、それは単なる実行ではなく、まさに自らが専門分野を越えた活動に主体的にかかわり、実験的な工夫を重ね、意思決定に参加しながら実行を繰り返す、その過程から生まれるのである。まちづくりが「上からの発想」ではなく、むしろ「下からの発想」によるべきだといわれるゆえんはここにある」

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